が昨日ありました。


大体の内容は、以下の通り。


①所要時間
②開胸部位
③腫瘍が別の臓器とくっついていた場合の処置
④麻酔の方法
⑤輸血を行う場合
⑥術後の感染症対策
⑦こうなったら死んじゃうかも


思い出した順に書いただけでこんなもんだったはず。


詳しくは下につらつらと書いていくので、
興味のあるかたはつらつらと呼んでみてくださいな。


術後は約10日で今ぐらいに回復し、その後の化学療法を行うかどうかも10日から2週間ほどで判明するとのこと。


 



①・④
8時過ぎに病室を出発。
手術室に着いたら1時間弱で麻酔を効かせていく。
麻酔は背骨の辺りから通す管と、点滴による全身麻酔。
麻酔中は喉に呼吸器を挿管するため、覚醒後に違和感が残る場合がある。
9時から手術開始。
予定としては4時間後の13時に終了。
肺などとの癒着の具合によっては1時間程度伸びるかも。
手術後1時間程度で覚醒させて、その後2時間寝たきりの状態で過ごす。
2時間経ったら体を起こす練習をして、水を飲む。
夕食は粥。



胸のど真ん中を経てに切開。
胸骨があるので、それもそのまま縦に切る。
この状態で腫瘍がうまく観察できる場合はここまで。
もし肺などに深く癒着してる場合は、奥がよく見えるように、右胸側に更に切開。
胸骨を切った部分から髄液が漏れ出してくる場合があるので、みぞおちの辺りから管を入れて取り除く。



肺の一部を切除したり、横隔膜の神経を取り除いたり、胸膜を取り除いたりなどなど、その組織を一緒に切除する。
肺を切除する場合には、切除した部分から空気が漏れだす場合があるので、脇の辺りから管を入れて取り除く。



出血が800mlを超えた場合には、輸血を行う。
今のところ自己血(400ml)で足りると予想。
自己血は輸血のほかにも、血糊として切開した場所に振り掛けるなどして、血止めとして使うそうな。



術後は肺炎が怖いので、痰をためないようにすること。
具体的には、深呼吸、発声、歩行を行うこと。



呼吸器系の手術で亡くなった方は、今まで一人しかいらっしゃらないとのこと。
その場合も特殊なので、おいらにはほぼ該当せず。