dvc.jpg今日は朝一で、久しぶりに映画館に行ってきました。


去年の『スターウォーズ エピソード3』以来、盛岡に来て3度目。


タイトル通り、『ダヴィンチ・コード』でございます。


何より本が面白過ぎたので、映画にはあまり過度な期待はしていませんでした。
今まで原作を読んだ映画の中で、本よりも面白い映画を見たことがなかったので。


特に『ハリーポッター』なんかは、ほぼ別のものとして楽しんでおります。本として、映画として、どちらもすばらしい出来だし。


さて今回はというと、原作を読んだ人を裏切らない、なかなかの出来だと思いました。


長い原作にありがちのシーンのカットの仕方も的確だし、歴史背景なんかの説明的なシーンも、絶妙なカットインの仕方で回想映像を入れていて、この回想映像が個人的には1番のツボでした。


不満があるとすれば、↓


※ネタバレチックなので、反転して読んでください



キャラ設定をある程度いじっている点と一番見たかった部分がカットされていたこと。


シラス(ほんとはサイラスって読むのね)がどういう人物なのかがうまく描写されていなくて、単に狂信的な人物としてしか描かれていない。実際その面が強いんだけど、原作のその最後はぜひ映像で見たかった。


それにつづいてアリガンローサのについても、権力に固執しているだけの人物に見えてしまう。シラスにいかに愛情をもって接しているかを描いてほしかった。


ソフィーとジャックが、肉親じゃなくなってた。


ラングドンの象徴の授業をもっと見たかったってのは、かなり個人的な感想w



とりあえず、原作を読んでから鑑賞されると何倍にも楽しめる映画だと思うので、原作→映画を強くお勧めする、今日この頃なのでした。